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米国ラスベガス「HR Technology Conference & Expo 2018」参加レポート――AI活用がますます加速、日本人の参加者も倍増

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2019/01/30 06:00

 昨年12月5日、東京・代々木で、人事とITに関するコミュニティとして注目を集める「人事 to IT カイギ」の第5回が開催された。今回のテーマは、昨年9月に米国ラスベガスで開催されたイベント「HR Technology Conference & Expo 2018」の参加レポート。アルドーニ株式会社 代表取締役 永見昌彦氏と、人事 to IT カイギ主宰であるワミィ株式会社 代表取締役 伊藤和歌子氏の2人から、会場の様子やセッションの内容・傾向などが紹介された。

21年目を迎えた世界最大級の「人事とITに関する展示会」

 HR Technology Conference & Expoは、今年で21回目を迎える世界最大級のHR Techに関する展示会だ。2018年は9月11日~14日の4日間に渡り、米国ラスベガスで開催された。今回の人事 to IT カイギのトップバッターとして、最初に永見氏が登壇し、同イベントのレポートを行った。

アルドーニ株式会社 代表取締役 永見昌彦氏
アルドーニ株式会社 代表取締役 永見昌彦氏

 イベント会場には今年もHR Tech領域の著名人が集い、多くのセミナーやセッションが開かれた。参加費は17~20万円と高いが、来場者数は1万人(日本からの参加は180人)。また、SAPやオラクルといったスポンサー企業をはじめ、17か国442社が出展した(そのうちスタートアップは50社)。

 展示会場(Expo)には大企業の大きなブースが並ぶ中、その一画にスタートアップパビリオンも設けられ、「各社は机1つにPC1台を置いて、自社のサービスをアピールしていた」と永見氏。ただ、日本企業の出展は見当たらなかったという。英語でのコミュニケーションが前提になるが、もちろん日本企業も出展可能。来年の日本企業の出展を期待したいと永見氏は語った。

スタートアップパビリオン
スタートアップパビリオン

「どこを見たらよいのかわからない」ときはExpo guided tour

 世界最大級の展示会というだけに、会場は広い。初めて訪れた参加者は、どこを回ればよいかわからないことも多いだろう。永見氏がそういった人にお勧めと紹介したのが「Expo guided tour」だ。

 このツアーでは、Recruitment、Workforce Planning and Analytics、Engagement and Recognitionなどのテーマの中から好きなものを選ぶと、それに応じたベンダーのブースを案内してくれる。看板をもった担当者に参加者がついていき、1つのテーマにつき30分くらいかけて、3~5社のベンダーを回る。各所で短時間のデモや説明を聞くことができるので効率的なのだそうだ。

Expo guided tour
Expo guided tour

 なお会場では、出展企業によるピッチコンテストも開催された。各社3分間のプレゼンテーションを行い、2分間のQ&Aを受ける。優勝者は審査員70%、観客30%のスコアをもとに決定される。観客はスマホでQRコードにアクセスし、そこでスコアを送る仕掛けだ。

 今回、見事優勝に輝いたのは、バイアスをなくすジョブマッチングサービスを展開しているBlendoor社。優勝した同社には賞金2万5000ドルと、来年度の本イベントでの展示ブース提供が約束された。

ピッチコンテスト。今年の優勝はBlendoor社だった
ピッチコンテスト。今年の優勝はBlendoor社だった
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