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原稿の応募率を上げていく! 見落としがちな原稿の項目と記入例

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2019/05/08 06:00

 今回は、応募率を上げることを目的に、原稿の意外と見落としがちな細かい部分について、お話をさせて頂きたいと思います。

本記事について(編集部)

本記事は、Google しごと検索の情報サイト「ググチエ」が、2019年5月7日に公開したこちらの記事を、ググチエを運営する株式会社ウィルビーの協力により転載しているものです。

 媒体に求人の掲載を依頼する場合は、運営会社が原稿を作成してくれるケースがありますが、自社のサイトでGoogleしごと検索に掲載させていく場合、自分で応募を獲得しやすい原稿に仕上げていく必要があります。

 自分はしっかり書いているつもりでも、原稿を細かく見直すと、単語が抜けているなど求職者に伝わりにくい書き方になっていることがあります。

 今回は原稿の項目をより詳細に書き、応募率を上げる方法について、解説をしていきたいと思います。

応募率が上がる原稿の条件について

 まず求職者より仕事が多い現在において、「より条件が明確な求人」に対して、応募が集まる傾向があります。

 当然求職者はお仕事に応募する前は、原稿からしか情報を得ることができないため、慎重に確認し、条件が明確な求人に応募をします。

 応募率が高い原稿を書くためには様々な条件がありますが、今回は「できる限り詳細に項目を書く」ことで、条件を明確化する方法について触れていきたいと思います。

 下記に具体的な項目と、書き方の例を記載致しますので、自社の原稿で足りていない部分がありましたら、書き加えて頂ければと思います。

・休日の項目について
【よくある例】
土・日(会社カレンダーによる)

【修正後】
土・日(会社カレンダーによる)
※年末年始、GW、夏休みの長期休暇有り
※年間休日〇日

 休日について、よく見るのが「土日」等の記載がよくありますが、年末年始等の長期のお休みはどうか、また、年間の求人日数も記載するようにしましょう。もし短期間やシフト制であれば、「勤務日数は週 3日~6日、望日数についても応相談」といったような文言も記載するようにしましょう。

・勤務地
【よくある例】
〇〇県〇〇市

【修正例】
〇〇県〇〇市
〇〇〇線 〇〇〇駅 徒歩○〇分(もしくは車で〇〇分)

 まず、必ず県名から記載をしましょう。市からの記載ですと、他県に同じ名前の市があった場合、応募者に誤認識させてしまうことを防ぐためです。
(マークアップについては、郵便番号、都道府県、市区町村、丁目番地まで個別にマークアップするようにしましょう)

 また、最寄り駅の名前、そこから徒歩なのか? 車なのか? バスなのか? 時間はどれくらいかかるのか? ということまで細かく記載をしましょう。

・給与
【よくある例】
時給:〇〇円

【修正例】
時給:〇〇円
残業時:22時以降は時給〇〇円
月収例:〇〇〇円(残業〇時間想定)

 給与項目は時給だけでなく、残業時の残業手当の有無、具体的な金額、または残業時間の目安と目安に基づいた月収例を記載するとイメージが湧きやすくなります。求職者は「自分の時給はいくらなのか?」というよりも、「どんな条件でいくら稼げるのか?」というところを知りたいわけですから、細かく記載をするように致しましょう。

 時給のお仕事ではなく、月給のお仕事の場合も、残業の目安を考慮して、月間給与の想定金額を書いておくと良いでしょう。

・待遇
【よくある例】
各種社会保険完備

【修正例】
各種社会保険完備(雇用保険・厚生年金・健康保険・労災保険)

 待遇は勤務する場所によって様々な条件があるかと思いますが、今回は社会保険の書き方についてスポットライトを当てています。

 「各種社会保険完備」と書いていればわかるだろう、と思いがちですが、これだけでは何を完備しているのかわからない方もいらっしゃいます。

 今の時代、完備は当たり前かもしれませんが、「雇用保険・厚生年金・健康保険・労災保険」全て完備していますよ、ということを文字にして記載するだけでも、安心感が変わりますので、ぜひお試しください。

・応募資格
【よくある例】
特になし

【修正後】
年齢不問
未経験者歓迎

 応募資格が明確にある(~の資格が必要、~の経験が必要 等)場合はしっかりご記載頂ければ良いと思いますが、特に未経験でも問題ない場合、「何も書かない」もしくは「特になし」と記載されている原稿を見かけます。

 特にないのだから、特になしと書いておけば良いか、となりがちですが、実は応募率を上げる方法で有効なのは、できるだけ「応募のハードルを下げる」ということなのです。

 自分に合っている仕事なのか?自分ができる仕事なのか?自分に応募資格はあるのか?求職者は仕事を探すとき、目を皿のようにしてよく原稿を見ています。

 応募資格は「特に無し」よりも、「年齢不問」や、「未経験者歓迎」と記載したほうが、応募のハードルが下がり、また、「未経験の自分に応募資格がある」ということがわかりますので、応募をしやすくなります。

・勤務時間
【よくある例】
8:30~17:30

【修正例】
8:30~17:30
   ※休憩60分
   ※実働8時間

 勤務時間は〇時~〇時だけでなく、休憩は何分あるのか? 実働は何時間あるのか? というところを記載すると、より働くイメージが湧きやすいので、細かく記載いただくと良いと思います。

Googleしごと検索ではdescriptionにすべて記載しよう

 上記で説明してきた内容を記載する箇所は、descriptionです。descriptionにすべて記載するようにしましょう。Googleしごと検索で採用しているマークアップ仕様では、日本の求人原稿によくある給与、年収例を指定する項目はありません。しかし、そこで諦めるのではなく、記載できる項目はdescriptionに記載するようにしましょう。

↓↓以下のような見た目になるのが望ましいです↓↓

望ましい原稿記載例
望ましい原稿記載例
[画像クリックで拡大表示]

まとめ

 原稿はどれだけ魅力的に書けるか、またどれだけ細かい部分を明確にしていけるかどうかが、応募が来る原稿かどうかの境目になります。

 原稿を作成している側は気づかないことも、求職者にとっては重要なこともあるので、注意して原稿を作成していきましょう。



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著者プロフィール

  • ググチエ編集部(ググチエヘンシュウブ)

    Google for Jobs知恵袋「ググチエ」は、日本の人材採用市場へIndeed以上のインパクトを及ぼす可能性がある、Google for Jobs(Google しごと検索)の情報サイトです。求人サイト運用担当者・採用担当者向けの解説記事、対策方法、エンジニア向けの技術情報、海外の事例インタビューなどを掲載していきます。

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