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オンライン採用の浸透はコミュ力に自信のない人にプラス!

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2020/04/16 06:00

 新型コロナウイルスの感染拡大により、新卒生向けの企業説明会や面接などを従来のような対面では行えない状況がまだまだ続きそうです。自ずと選択肢はオンラインによる説明会・面接の開催に絞られます。今回はじめてオンラインで説明会や面接を行うため、戸惑う企業や採用担当者も多いと思います。しかし、オンラインに切り替わることで得られるメリットも少なくありません。今回はその内容と理由を挙げていきます。

コロナ禍によって採用がオンライン化

 全世界的な新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で、あらゆることが制限を受けて、リアルな場で何かをすることができなくなってきています。採用活動もそのうちの1つで、説明会も面接もどんどんオンライン化が進んでいます。

 採用担当者や就職・転職活動をしている方々は、新しい採用方法に戸惑っている方が多いのですが、この連載のテーマである「コミュニケーション力がなくても大丈夫」という観点からすると、実はコミュ力に自信のない方にこそ、採用のオンライン化はプラスなのではないかと思っています。なぜ、そう考えるのか。順にお伝えします。

オンライン説明会は緊張しない

 まずは説明会です。リアルな会社説明会は緊張しますよね。スーツを着て、満員電車に揺られ、都会の立派なオフィスビルに圧倒されることから始まり、受付でも会場に入っても、どこにいても誰かに見張られているような気がします。そして、長時間姿勢を正して座りながら、ずっと集中して会社の説明を聞かなければならない。終わって変える頃にはグッタリです。

 しかし、オンライン説明会はYouTubeで動画をみるようなものです。こちらの映像が映らない形式なら、パジャマで寝そべってリラックスして見ていることさえできます。そして集中して純粋に会社のことをこちらがジャッジできるわけです。

エントリーシートがWebテストになると楽

 その次は、エントリーシートなどの書類選考が通常あるわけですが、ここでも変化が起きています。オンライン化することによって、グループ面接などができなくなるため、その後の面接ボリュームを減らさなければなりません。その関係で、手間がかかる割に評価精度があまり高くなく、候補者を絞り込むには適していないエントリーシートから、Webで簡単に実施できるためマンパワーもいらず、数字で結果が出てくるWebの適性検査に移行が進んでいるのです。

 適性検査は質問に対して、「はい、いいえ」と答えていくだけですから、文章力がない不安から解放されることになります。話を作るのは苦手だが能力試験は任せろという人にとっては有利です。

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著者プロフィール

  • 曽和 利光(ソワ トシミツ)

    1995年京都大学教育学部教育心理学科卒業。同年株式会社リクルート入社。人事部にて採用・教育・制度・組織開発等の担当、HC(Human Capital)ソリューショングループでの 組織人事コンサルタントを経て、人事部採用グループのゼネラルマネジャーとして最終面接官等を担当。2009年ライフネット生命保険総務部長、オープンハウス組織開発本部長等。ベンチャー企業の人事責任者を担当。2011年株式会社人材研究所(Talented People Laboratory Inc.)設立。代表取締役社長就任。現在、リクナビ企業側画面で、コラム「採用の教科書」を連載中

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