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今は優れたエンジニアに「副業」でジョインしてもらえる絶好機! ただしコミュニケーションには要配慮

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 働き方が多様化する中、本業を持ちながら、他の企業でも仕事を持つ副業エンジニアが増えている。そんな副業エンジニアを積極的に活用している1社が株式会社Mellowだ。副業エンジニアとともに働くメリットや、気をつけるべき点は、何なのか。同社 代表取締役 森口拓也氏、エンジニア 森岡翔大氏、そしてMellowで副業エンジニアとして働く保坂駿氏に話を聞いた。(インタビューはオンラインで実施)

副業エンジニアの人数と交わした契約

――まずはMellowの事業概要を教えていただけますか。

森口拓也氏(以下、森口):オフィスビルを中心とした空間と、フードトラックのような移動型の販売店舗をマッチングするプラットフォーム事業を展開しています。マッチングプラットフォームの運営だけでなく、フードトラックの事業者に対する集客の支援や経営のアドバイスなど、開業から商売が成り立つまでをトータルでサポートしているのが特徴です。

森口 拓也氏
森口 拓也(もりぐち たくや)氏
株式会社Mellow 代表取締役。
2013年、ALTR THINKを創業。様々な分析手法を駆使して100万人以上が使うコミュニケーションアプリを複数開発。2014年に同社をイグニスに売却した後、Mellowに参画。2018年より現職。

――森岡さんは普段どんなお仕事をされていますか?

森岡翔大氏(以下、森岡):Mellowの正社員として、システム開発全般を担当しています。副業エンジニアの方とのやりとりをメインで行っているのも私です。

――保坂さんは本業をお持ちということですが、本業でのお仕事とMellowでのお仕事について、それぞれ教えてください。

保坂駿氏(以下、保坂):本業は大手人材系企業で、オフショアの開発体制を社内に移管するなど、プロジェクトマネージャーのような仕事をしています。Mellowでは、Androidアプリの要件定義や開発を担当しています。

――Mellowにはエンジニアが何人くらいいらっしゃって、そのうち何人が副業ですか?

森岡:明確に分けるのは難しいのですが、エンジニアの中で副業は5人、フリーランスが5人、正社員が3人という構成です。副業の人の稼働時間は月15時間〜40時間ですね。

――副業エンジニアの方とは、どのような業務内容で、どんな契約を締結されていますか。

森岡:保坂さんを含む3名にモバイルアプリの開発をお願いしていて、残り2名には基幹システムの開発をお願いしています。契約内容は人によってまちまちですね。

森岡 翔大氏
森岡 翔大(もりおか しょうた)氏
株式会社Mellow エンジニア。
森口が学生時代に立ち上げたALTR THINK株式会社で、iOSアプリの開発に従事。同社がイグニスに売却された後、Mellowに参画。現在はバックエンド開発、エンジニアリングチームのマネジメントなどを行う。

森口:基本的には業務委託契約ですが、報酬を月額で固定にするのか、時間によって従量課金にするのかは、社内で議論になるところです。企業としては、働いていただいた分だけ払いたいという発想になりがちですが、従量課金にしていると「それって、みなし雇用じゃないの?」とか「アルバイトとどう違うの?」といった問題が生じてしまうんですよね。なので、リスク管理の観点から、なるべく月額で固定の契約に持っていくようにしています。その上で、「今月は調子が良くて、たくさん働いちゃった」ということがあれば、都度相談しようと。

――副業エンジニアに対して、だいたいどれくらいの報酬を払っていますか。

森口:かなり幅がありますが、3万円〜90万円くらいですね。

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著者プロフィール

  • 野本 纏花(ノモト マドカ)

    フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・セルフブランディングにFacebookを活用しよう』がある。

  • 市古 明典(IT人材ラボ ラボ長)(イチゴ アキノリ)

    1972年愛知県生まれ。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、資格学習書と開発者向けWebメディア両方の経験を活かして「資格Zine」を立ち上げ。2017年7月にその拡張版として「IT人材ラボ」をスタートさせた。

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