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Cisco機器のインタフェース~通信方式とセットで整理しよう

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Gene[著]
2017/07/27 08:00

 シスコシステムズの認定資格「CCENT」の合格に向け、ゼロからネットワークの学習を始めるという方のための連載第12回。いよいよ最終回となります。今回のテーマは「Cisco機器のインタフェース」です。コンピュータネットワークを構築するには、それらをつなぐ伝送媒体(LANケーブルや無線LANなど)のほか、伝送媒体をPCやサーバ、ルータなどの機器に接続する口、つまりインタフェースが必要です。インタフェースは通信の方式や目的によってさまざまです。今回はCCENT/CCNA試験で出題されるCisco機器のインタフェースを紹介していきます。

Cisco機器のインタフェース

一言でいうと

 さまざまな種類のインタフェースを相互接続することでネットワークを構築し、通信ができるようにするもの。

試験のポイント

  • ルータやレイヤ2/レイヤ3スイッチなどのネットワーク機器にはさまざまな種類のインタフェースが複数備わっています。
  • インタフェースには、物理的なインタフェースだけではなく仮想的なインタフェース(仮想インタフェース)もあります。
  • 仮想インタフェースにはいろんな種類があり、何らかの特別な用途のためのものです。
  • CCENT/CCNA試験では仮想インタフェースの概要を把握しておくことが重要です。

ネットワークの構成

私たちが普段利用しているネットワークは、ルータやレイヤ2スイッチなどのネットワーク機器によって構成されています。そして、PCやスマートフォンなどをネットワークに接続して、通信ができるようになっています。

ネットワークの具体的な構成は、ネットワーク機器やPC/スマートフォンなどのインタフェースを相互接続しています。インタフェースとは「境界」という意味で、機器とネットワークの境界に当たります。インタフェースのことをポートと呼ぶことも多いです[1]

ネットワーク機器および情報端末間の接続、つまり、インタフェース間のつながりのことをリンクと呼びます。無線で接続する場合、インタフェースは目に見えませんが、無線用のインタフェースがあります。また、無線のリンクも目に見えませんが、無線のリンクは電波のようなイメージで表現していることが多いです。

図1:ネットワークの具体的な構成例
図1:ネットワークの具体的な構成例

また、インタフェースは「0」「1」のデジタルデータと電気信号などの物理信号の境界にもなっています。PC/スマートフォンやネットワーク機器などが扱う「0」「1」のデジタルデータは、電気信号などの物理信号に変換してインタフェースから送り出されて、リンク上を伝わっていきます。

図2:インタフェースはデジタルデータと物理信号の境界
図2:インタフェースはデジタルデータと物理信号の境界

Cisco機器のインタフェースの種類

ネットワークの構築では、Cisco機器やPC、サーバなどのインタフェースに、LANケーブルや光ファイバケーブルなどの伝送媒体を接続してリンクを構成していきます。Cisco機器にはいろんな種類のインタフェースを搭載できますが、主なものは次のとおりです。

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著者プロフィール

  • Gene(ジーン)

    2000年よりメールマガジン、Webサイト「ネットワークのおべんきょしませんか?」を開設。「ネットワーク技術をわかりやすく解説する」ことを目標に日々更新を続ける。2003年にCCIE Routing and Switchingを取得。2003年8月に独立し、ネットワーク技術に関するフリーのインストラクター、テクニカルライターとして活動中。

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