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人事ビッグデータとは何モノなのか?

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2017/07/14 08:00

 企業内では、人や組織に関するデータがさまざまな目的のもと取得され、蓄積されています。私はこれまで10年以上、人事データを活用した研究を行い、その知見を生かして企業の分析サポートを行ってきましたが、年々人事データ活用に関するご要望が増えると共に、その内容が高度化していることを実感しています。一方で、急速に人事データ活用に注目が集まるなか、「何から手をつければよいのかが分からない」という声を聞くことも少なくありません。そこで、「人事データ活用 はじめの一歩」として何ができるのかを皆さんと一緒に考えていくために、本連載をスタートしました。第1回目は、人事データ分析/解析を体系的に、そしてより身近に感じていただくために、2つのポイントをご紹介します。

今回の「人事データ活用入門」について(編集部)

 本記事は、人材育成や組織開発などの支援を行う株式会社リクルートマネジメントソリューションズの「連載・コラム」コーナーで、2016年7月25日に公開されたこちらの記事を、同社のご協力によりIT人材ラボへ転載しているものです。

ビッグデータ活用への注目の高まり

 Webマーケティング、IoT、FinTech等、事業活動のさまざまな面で、ITとビッグデータの活用が急速に進んでいます。この波は人事の世界にも波及し、HR Analytics、People Analytics、人事ビッグデータ解析、HR Techという言葉を頻繁に目にするようになりました。

 例えば、『ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える』[1]で紹介されているGoogleのデータ・ドリブンな人事の事例は、「ここまで人事は科学的にできるのか!」と私たちに気付きを与えてくれます。また、『データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』[2]、『職場の人間科学:ビッグデータで考える「理想の働き方」』[3]で紹介されているウェアラブル・センサーで取得した従業員の日々の行動やコミュニケーションの履歴データの活用事例は、新たな人材マネジメントの可能性を感じさせてくれます。

 このような情報に触れ、「我が社も早急に人事データの活用を進めなければ!」と危機感を抱いている方も多いのではないでしょうか? 同時に、「何から手をつければよいのか?」と迷われている方も多いかもしれません。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



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著者プロフィール

  • 入江 崇介(イリエ シュウスケ)

    組織行動研究所 マネジャー 主任研究員。2002年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻にて修士課程(学術)修了後、HRR入社。アセスメント、トレーニング、組織開発の商品開発・研究に携わり、現在はマネジメント、リーダーシップ、イノベーションに関する研究や実態調査に従事する。

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