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エンジニア新卒採用の最新取り組み――応募の母集団を増やし欲しい人材をねらって獲得するには

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 オンラインでプログラミングスキル評価を行うサービス「codecheck」などを展開するギブリーは6月22日、東京・渋谷にあるミクシィ社のコラボスペースにて、トークイベント「エンジニア採用の質を劇的に向上させた各社の選考手法の裏側【Code Summit vol.001】」を開催した。壇上で、LINE株式会社Data Labs エンジニアの橋本泰一氏と、株式会社ワークスアプリケーションズ リクルーティングDiv. テクノロジスペシャリスト採用責任者の森 康真氏が、2018年卒エンジニア採用における両社の取り組みや、codecheckによる入社試験の自動採点の利用方法などを紹介した。本稿では、その模様をレポートする。

訂正とお詫び

 本記事1ページ目の写真下にある登壇者の紹介で、司会を「山根淳平」氏としておりましたが、「新田章太」氏の誤りでした。訂正してお詫びいたします。(編集部)

これまでアプローチできなかった人材を引きつけた新施策

 ワークスアプリケーションズは2018年卒採用において、エンジニアを5つのコース(リサーチ、AI開発、アプリケーション開発、インフラ/セキュリティ、UI/UXエンジニア)に分けて募集した。

 コース分け採用の背景には、同社の次期主力製品であるERPパッケージ「HUE」の開発に、一段と高い技術レベルが必要になったことがある。HUEはAIや機械学習、ビッグデータ活用機能を組み込んだ。クラウド上での稼動を前提とし(クラウドネイティブ)、ソフトウェアの設計も、従来製品の「COMPANY」の独自アーキテクチャからWebアーキテクチャへシフト。パッケージを支えるミドルウェアもOSS主体へと切り替えた。

 このように、現場が対応するべき技術領域が大きく広がったいま、HUEの開発をさらに加速するためには、高度な専門性を持つ人材の発掘が必要だと同社は判断。新卒者も対象スキルを細分化して採用するに至ったという。

 ただし、同社は新卒者を現場に配属するまでに、研修などを含め半年ほどの時間をかけている。その間にテクノロジーが変化・進化し、現場のニーズから離れてしまうおそれはないのだろうか。この点について、ワークスアプリケーションズの森氏は、数年程度ではニーズが変化しない普遍性のある技術領域でコースを設定していると説明する。

トークイベントの登壇者。左から、司会を務めたギブリー 新田章太氏、LINE 橋本泰一氏、ワークスアプリケーションズ 森 康真氏
トークイベントの登壇者。左から、司会を務めたギブリー 新田章太氏、LINE 橋本泰一氏、ワークスアプリケーションズ 森 康真氏

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著者プロフィール

  • 市古 明典(IT人材ラボ ラボ長)(イチゴ アキノリ)

    1972年愛知県生まれ。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、資格学習書と開発者向けWebメディア両方の経験を活かして「資格Zine」を立ち上げ。「IT人材ラボ」はその拡張版となる。

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