Shoeisha Technology Media

IT人材ラボ

記事種別から探す

採用活動で「ブラック企業認定」される行為はやめよう――就活生に瞬く間に拡散する仕組みとは

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Dento[著]
2018/05/14 06:00

 ごきげんよう。Dentoである。多くの企業で採用活動が忙しくなり、人事部などでは目の前の業務を懸命に遂行されていると思う。ところが気づかないうちに、就活生の間で、貴社は「ブラック企業」だという情報が広まってはいないだろうか。今回は、ブラック企業のイメージが広まることの恐ろしさと、ブラック企業というイメージを広げてしまった具体的な事例について書かせていただく。

著者のDento氏が運営する「20代〜30代のキャリアを考えるブログ」もあわせてご覧ください

ブラック企業に対して敏感な世の中

 以前、ブラック企業という言葉は、ブランドのない三流企業の労働環境を揶揄する場面で用いられることが多かった。例えば、過労死事件等を起こした某居酒屋チェーンなどだ(創業者は議員として活躍されているようだが)。居酒屋チェーンはサービス業ということもあり、労働環境は過酷で賃金も低く、精神論で経営をすすめる幹部が多かった。そのため、若手にとってはきつい職場となっていた。離職率も高く、ブラック企業などと揶揄されていた。

 ところが昨今では、賃金も高く、就職人気ランキング上位の企業ですら「ブラック企業」と呼ばれるようになっている。代表的な例は某大手広告代理店だろう。就職人気ランキングも常に上位で、大きなイベントの広告を取り仕切るなど、社会にも大きな影響力を持つ企業であった。しかし、上司のパワハラや過酷な長時間労働によって女性社員が自殺するという痛ましい事件が起こり、社会を揺るがした。たった一例であったものの、これがきっかけとなり、「広告代理店は長時間労働でブラック企業なのでは」という認識が、就職活動生の間で広がりはじめた。賃金は高く、優秀な人が多数働き、大きな仕事ができるにもかかわらずだ。

 どの人気企業も、ブラック企業と呼ばれておかしくはない。今はそういう時代なのである。

SNSは就職活動に大きな影響力

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • Dento(デント)

    自身の経験を基にトップ校の新卒学生から20代、30代に向けたキャリアアドバイスを数多く実施。キャリア論を発信したブログ「20代~30代のキャリアを考えるブログ」が多くのビジネスパーソンから支持される。
    20代~30代のキャリアを考えるブログ: http://www.careerhigh.jp

バックナンバー

連載:20代~30代のキャリアを考えるブログ 出張版

もっと読む

All contents copyright © 2017-2018 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.0