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「教えられる」のではなく「自ら考える」力を―ワークスアプリケーションズの研修担当者に訊く

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2017/11/17 08:00

 長期に渡って実施するインターンシップ制度や、海外の大学から積極的に新卒採用を行うなど、ユニークな人材採用戦略で知られる株式会社ワークスアプリケーションズ(以下、ワークスアプリケーションズ)。一方、採用した人材を社内で育成する施策においても、一般的な日本企業ではあまり見られない独創的な取り組みを行っている。

STMとBoot Campで自ら考える力をつける

 同社に入社した新入社員は、まずは「Starter Mission(STM)」と呼ばれる突破型の研修と、それに続く技術研修コース「Boot Camp」を受けることになる。STMでは主に、基礎的な問題解決能力を養うトレーニングを行う。受講者はビジネス上の課題を提示され、それを解決する方策を独力で考案してアウトプットすることが求められる。単なる知識の吸収でなく、ソフトウェアメーカーとして新たな価値創造を続けるため、自ら考えて設計する力を重視するのがワークスアプリケーションズの新人研修の大きな特徴だ。

 このコンセプトは、STMの後に控えるBoot Campのプログラム内容にも受け継がれている。同社の技術者向け教育施策全般を担うEducation Dept.でマネジャーを務めるスカディング・ダグラス氏によれば、Boot Campの技術トレーニングの進め方は、他の日本企業が行うそれとは様相が大きく異なるという。

 Education Dept.でマネジャーを務めるスカディング・ダグラス氏
ワークスアプリケーションズ
Education Dept. マネジャー 
スカディング・ダグラス氏

 「一般的な日本企業の技術研修では、受講者全員がそろって、カリキュラムの順番に沿って1段階ずつ内容をこなしていきます。しかしワークスアプリケーションズのBoot Campでは、まず課題だけを与えて、それを解決するためのプロセス自体を一から受講者に考えさせます。こうしたトレーニング形態は、私がかつて働いていた米国企業では決して珍しいものではありませんが、日本ではかなりユニークな存在だと思います」

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著者プロフィール

  • 吉村哲樹(ヨシムラテツキ)

    早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。

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